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アステトロさんから歌詞提供、第二弾・「灰の降る楽園」と「さよなら、はじめまして」

6月くらいに歌詞を提供していただいて「フェイルチェイン」をSunoで曲にしてもらってから7か月。
更に1月に「さよなら、はじめまして」「灰の降る楽園」の2曲分を頂き、ほんとに歌詞だけだったので、タイトルはそのままイメージで私が付けました。

ところで、直前に公開していた曲が「// Do_Not_Touch」、「Yes Yes – Good Boy. Error」という、暗さ全開なオリジナルが続いていたため、せめてメロディーはにぎやかにと試行錯誤してみました。

灰の降る楽園は個人的に面白味のあるメロディーになったので、動画に少し時間を割いて世界観が出来上がったんじゃないかと思います。

ちなみに登場人物に力を入れたので、次の曲から「REI & THE MEVIUS ARCADE」というバンドでキャラクター化することにしました。

ちなみに試作画像ではこんな感じです。

灰の降る楽園ではドラムの樫尾湊(赤い髪の男)は登場しませんが、次回作から登場します。

次に「さよなら、はじめまして」
こちらは音楽部分も動画もなかなかうまくいかなくて…。
おそらく去年くらいのクオリティーのアニメAI描写は、飽和状態なんじゃないかな…。実写画像と違って、絵はスタイルから頭を悩ませる。

YouTubeでは、もう非公開にしていますがこちらで公開。

意味あるシーンを作ろうとしたとたんに絵柄が変わったり、余計な口パクパクが入ったり。
でもその前に、動画の方向性から私の選択ミスに思う。
こういう曲こそ、抽象的な描写にしておくべきだったかもしれない。

最初のイメージ

最終的に、サンタさんみたいになりました。

今回は使用しなかったんだけど、アニメ動画にするときはやっぱり動画生成はViduかKlingにしないと難しいですね(汗

ところで今後は「灰崎零」率いる「REI & THE MEVIUS ARCADE」バンドが主役に!
ところで、YouTubeチャンネル登録してもらえるとすごくうれしいです!!
https://www.youtube.com/@meviabsolute9179


個性ってめちゃめちゃ出るよね。SunoAIで作る音楽のお話とYouTube

今回はいろんな話題を徒然なるままに書き綴っていく雑多な記事です。
最近、AI音楽ガチ勢はセンスがないというポストで、ちょっとだけ自分のXの周りでは話題になっていたけど、そのポストよりも私はそこにコメントしてる人らの言葉の方が意地が悪いなぁと感じた次第。

ブログやアフィリエイトが流行ってた時代もそうだったけど、これだけで〇〇万円稼げる! みたいな情報商材屋が荒らすから、印象が悪くなる。
個人的にこれの再来でAI界が荒れる上にとにかく毛嫌いが加速すると感じる。

AI音楽、なぜ嫌われるのか

AI音楽が嫌われる理由って正直いろいろあると思う。
著作権の問題とか、アーティストの仕事を奪うんじゃないかとか、まぁそこはそこで議論すべき大きなテーマだと思う。
実際、全米レコード協会(RIAA)がSunoを著作権侵害で訴えていたり、一方で2025年末にはワーナーミュージックとSunoが提携を発表したりと、業界自体がまだ揺れてる最中。

ただ、個人的に一番「あぁ、またか」と思うのが情報商材屋の存在。

「こんなに簡単にAI音楽で〇〇万円稼いだ!」みたいな触れ込みで煽る人が出てきて、蓋を開けてみれば実際は音楽で稼いだんじゃなくて「稼ぎ方を教える」ことで稼いでたっていう、もう何度見たか分からないパターン。ブログブームのときも、仮想通貨のときも、NFTのときも、そしてAIでも。
新しいものが出るたびに群がって場を荒らして、結果「AI音楽=胡散臭い」みたいな空気だけが残る。昔から変わらないこの構図。

正直、純粋に趣味で楽しんでる人たちが巻き添えを食っていると思う。

ヘンテコな曲を作る自由

AI音楽には似たようなメロディやコード進行が多いという傾向はある。
「Sunoの生成物は技術的に優れてるけど、凡庸で反復的になりがち」って指摘があるくらいで、AIが学習データを平均化した結果、無難な曲は得意なわけです。

自分の話をすると、音楽はそれなりに数多く聴いていて、趣味レベルだけど楽器も弾く。
じゃあSunoで何を作ってるかというと、風変わりな歌詞や曲をあえてよく作る。

型にはまった「いい感じの曲」はAIに任せればそれっぽいのがすぐ出来るけど、だからこそ、せっかく自由に細かく指定できるんだから、自分の中の「なんか変だけど面白い」を形にしたい。
ジャンルを混ぜたり、あえてセオリーから外れた展開にしたり。それが楽しいから続けている。
実際のバンドがやろうとしても、ポップな電子音なのに、間奏だけメタルとか、フォークとか奏者誰がやるの?とか楽器や機材をそのために用意したり、結構無茶だと思う。
しかしAIだとお構いなしにできるんだよね。

ただ、自分に対して「センスはあるのだろうか?」って言葉がふと頭をよぎることはあるし、ちょっと億劫になる瞬間は正直ある。

でもまぁ、どんなプロンプトを書くか、どのジャンルを選ぶか、生成された候補からどれを採用してどう仕上げるか。結局そこに自分の「好き」や「こだわり」が全部出るので、ツールが同じでも出来上がるものが全然違うのは、使う人の選択が違うから。
Jpopと書けばJpopはボタン一つでガチャは出来るけど、さらに突き詰めるとプログラムを書くのと変わらない。

YouTubeに上げるなら、動画にもこだわりたい

作った曲をYouTubeに上げるとき、自分はなるべく動画にも手をかけるようにしている。

考えてみてほしい。YouTubeって動画媒体でしょう。せっかくそこに公開するのに、静止画一枚ぺたっと貼って音だけ流すのって、ちょっともったいない。 1曲だけなら3分前後、という単純な考えから、ド素人ながら動画生成や動画編集にもコストと時間を割いています。

最近はこういう本を買ってちゃんと勉強したいなとも。

AI音楽界隈でも映像と音楽の両方を作ってMVとして完成させている人が増えていて、あるクリエイター同士の対談記事では「映像がカッコいい人は音楽もカッコいい」「ボカロカルチャーに近いものを感じる」なんて話も出ていた。映像も音楽も、結局はその人のセンスや個性が反映されるってことなんだと思う。

もちろん最初からうまく出来るわけがない。自分の過去の動画を見返すと「うわぁ…」ってなることもあるし、でもそれでいい。練習もかねてやってるわけだし、やらなきゃ上手くならない。
最初から誰もが上手なわけではないんだから。

他の人の作品に「センスがない」なんて感じたことがない

ここはちょっと声を大にして言いたいんだけど、周りの同じ趣味の人が公開した曲や動画を聴いたり観たりして、「センスがないなぁ」と感じたことが一度もない。
本当に一度も。

むしろ、その人の個性や工夫が確実に出ていて驚かされることの方が圧倒的に多い。
「この人こういうジャンル好きなんだ」とか「こういう歌詞の世界観を持ってるんだ」とか、同じSunoを使っていても出来上がるものは十人十色。
プロンプトの書き方、歌詞のセンス、選ぶジャンル、動画の作り方。
全部にその人らしさが出る。

同じツールを使っていても個性は消えないし、むしろツールが手軽になったことでその人の「好き」や「こだわり」がダイレクトに作品に出る。
参考になることも多いし、単純に刺激を受ける。

でも、プロのカリスマには敵わない部分もあるよね

ここまで書いておいて身も蓋もないことを言うけど、最終的にはやっぱり、プロのアーティストが持つカリスマ性のウェイトって大きい。

好んで見に行く、何度も何度も聴く、その人自身を見に行くとなると、正直AI音楽にはちょっと厳しいところがある。これは別にAI音楽を否定してるわけじゃなくて、単純に「人」の魅力ってものすごく強いという話。ライブに行って生で感じる空気感とか、そのアーティストの人生が滲み出る歌声とか、そこにはまだAIが追いつけない何かがある。

業界的にも、プロのアーティストが人間性や物語性で勝負する領域と、BGMや広告向けにAI音楽が活用される領域に分かれていく流れがあるらしい。要はフィールドが違うということだと思う。

だからこそ、趣味で楽しむ場所ではもっと気楽でいいんじゃないかと思う。プロと競う必要はない。自分が作りたいものを作って、それを共有して、同じ趣味の人と「いいね」って言い合える。それで十分じゃない?


毎年1回やる!お嬢様Gemの華麗なる献立ソング Part 2 ~リメイクは愛の言葉~

お嬢様

ネタ枠の曲なんだけど、内容は真面目に昨晩の余り物から朝食を作る、主婦の華麗なサイクルを目指している曲です。


と言いながら、内容はGoogleのGeminiにあるGemという機能に丸投げ。
Gemでペルソナを作って口調を変えさせる、というだけの特に意味のない使い方をしてるんだけど、そのペルソナ、「お嬢様:ジェミニ・ローズ・マルシャン」←Gemが自分で名付けた。に、歌詞も曲スタイルも、動画に出てくる絵も動きも、全部案を出してもらうコンセプトの動画第二弾です。
前作は歌詞のみ、今作は編集以外すべてとなっています。
そんな遊びをするなら本当はChatGPTがいいんだろうけど。

これ、AIに無関心な層に話すと、「夜そうやってAIと話してるの?」という一歩引いた目で見られるので注意が必要!

私はそういうところはドライだと思うんだけどな。
どういうパラメータの組み合わせで、どの重み付けで、学習した膨大なデータの中から次の単語の確率を計算して一瞬で応答を生成しているのか。
これが人間の脳だったら、膨大な情報を同時並行処理する領域展開、無量空処状態かなとか考えてしまうから。
海外のAI VTuber、Neuro-samaなら興味ありです。

一年前の前作と違って、Geminiも進化し、Sunoも画像も動画も進歩が速く、それがとてもわかる仕上がりになっているとおもう。そして、2025年を締めくくる曲となりました。

途中のシーン、お嬢様を背景クロマキーで生成して、自由に登場させるというシーンを作りたかったのですがここで盲点が。
なんとお嬢様キャラの瞳も緑だった…。
そんなわけで、これに気が付いてしまうと、いたるところに登場するお嬢様の瞳が透過になってしまっていて非常に気になって仕方がありません。
クロマキーを使うときは、緑色のデザインになっている部分がないか気を付けていかないとね。
天気予報のガチャピン消えちゃった放送事故を思い出す。

前作はこちら↓

でもこの曲、1年前だからと言って案外バカにできなくて、途中で演奏が転調したりしますから。というわけで、お嬢様Gemの献立ソングでした。


キャッチーな曲で「みんなのうた」っぽくやってみた二百万マイル

二百万マイル

人生の軌跡を数字で表現した曲

生まれてからその年齢に合わせた移動速度で、寝ずにずっと歩くと80歳までに約200万マイル。恐ろしい速度で進歩していく最新のLLMで計算してもらった数字だけど、人の軌跡をすっごくシンプルに比喩にした歌です。

ぎゅっと深いメッセージを込められたらよかったんだけど、正直に言うと難しかったです。ざっくりしすぎちゃっているから、演奏のマス・ポップとキャッチーさを楽しんでほしいな!という曲です。

あえて選んだ老人キャラクター

動画内で旅をしているキャラクターを猫とか可愛いマスコットにせず、あえて老人にしていますが、普段よりさらにウケも悪いように思う。

でもやりたかったんだ!

インスピレーション元:森重樹一「18を過ぎて」

この曲も、インスパイア元があって、ZIGGYのボーカルとして知られる森重樹一さんのソロ曲「18を過ぎて」です。参考にしたというには失礼なほど天と地と違いますけど。
昔この曲が好きでかなりヘビロテしていました。どこかで、音楽にもし関わったら「何年経って~」という曲をやってみたいなというのがずっと心の隅に残っていたんだと思う。
これを聴いていたのが、まだ人生経験なんてないような歳の時で、そう思わせたんだからすごい。

年齢を重ねることの意味や、時間の流れを音楽で表現するという試み。森重さんの曲が持つ深みには到底及びません。

というわけで、こういう曲こそ歌詞が一番大事だよ!と反省しています。

メロディーや演出も大切だけど、人生というテーマを扱うなら、もっと言葉一つ一つに重みを持たせるべきでした。
もちろん、次回作でまたこの系統はやりたいと思うので、その時に反省を生かしたいです!

余談
おじいちゃんサムネイルのクリックのされなさは、過去最高記録です。


Do_Not_Touch、という曲と、クライマキナからのインスパイア。

Do_Not_Touch

今回から本来のラフな文章、なるべく崩して書きます。
なかなか更新する暇もなく、カッチカチの敬語で書いてると疲れちゃう。
自然体でいこうと思います。

「クライマキナ」からのインスピレーション

//Do_Not_Touchという曲は、アートと音楽と歌詞の表現方法を見て、分かる人は一瞬で分かる「クライマキナ」からインスパイアを受けています。
『クライマキナ/CRYMACHINA』は、アクリアが開発し2023年7月26日にフリューより発売されたアクションRPGです。
本家には遠く及びませんが、//Do_Not_Touchも刺さる層に刺さりそうな仕上がりになったと思います。

この曲に込めた想い

歌詞は他者を完全に拒絶している内容ですが、書いた本人が拒絶して回っているわけではありません。

ただ、割と最初から相手にオープンで接し、話には気を使い下手に出る。こちらは友好の証のつもりなのだが、その結果大抵の人というのはマウントを取ってくるようになる。フレンドリーでいたいだけなのに、どうして対等でいられないのだろう?

心を開いてやった私が馬鹿だった!本当は興味もないし面倒くさいから最初から寄ってくるなよなー!

ということを歌っているトンデモ曲です。

対人心理学から見た人間関係の皮肉

対人心理学では、自己開示の「返報性の原理」により、相手にオープンに接すれば同等の開示が返ってくると期待されます。しかし、実際には「地位理論」が示すように、対人関係では無意識のうちに上下関係が構築される傾向があるそうです。

謙虚で友好的な態度(低姿勢コミュニケーション)が、相手に「優位性バイアス」を引き起こし、結果として支配的な態度やマウンティング行動を誘発してしまうという、人間関係の皮肉。社会心理学者ロバート・チャルディーニの研究が示すように、過度な親切さや譲歩は、相手に「この関係性では自分が上位である」という錯覚を与える。このことに疲れた人物が、心を閉ざしたがっている歌なのです。

SNSとかではなく、実社会のお話でした。
面倒なんだもん本当にー。

今後の展望

この曲のメロディー、世界観はすごく気に入っていて、この路線の表現、世界観、もっとうまくできるようになりたいなーと思っています!

おまけ

サムネイルに一番悩んだ作品でもあります。